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Tylus は Automator を利用した小さなプログラムで、Finder のプラグインとして機能します。
小さなプログラムの割に、インストールしてご利用になるには若干の手間がかかります。
完成した時に一番驚いたのは作者。私。「……うわ、面倒」って。声でた。
現在 Tylus で実現しているのは、「Finder で選択した項目のパスを吹き出しに表示する」、ただ一点。
「なにそれ?」と思うでしょう。「そんだけ?」と思うでしょう。「今晩のおかずって……、冷や奴だけ?」と思うでしょう。あいわかった。わかっています。思わない方がおかしい。……けれど、これ、もう少し突き詰めると、面白い事になっていく予感がする。だからとっかかりを作った。
マニュアルを用意するほどのものでもないので簡単に説明を。
インストール
・ダウンロードしたZIPファイルを展開し、TYLCopyPath.action と TYLQuit.action の二つのファイルをダブルクリックして下さい。自動的に Automator が起動し、これらを Automator アクションとしてあなたの環境に登録します(登録を解除する場合には、/Users/(あなたのユーザ名)/Library/Automator から上記ファイルを取り除いて下さい)。
・Automator を終了し、吹き出しに表示する.workflow、Tylus を終了する.workflow の二つのファイルを、/Users/(あなたのユーザ名)/Library/Workflows/Applications/Finder フォルダの中にコピーして下さい。フォルダが存在しない場合は、ご自身で作成してからコピーして下さい。
使い方
・Tylus.app を起動します。常時 Tylus の機能をご利用になる場合には、この Tylus.app を「システム環境設定 > アカウント > ログイン項目」に登録し、ログインと同時に起動するよう設定しておくと良いかもしれません。また、多くの一般的なアプリケーションと異なり、Tylus.app は起動しても Dock 上に表示されません。終了方法は後述します。
・Finder で項目を選択し、「Control キー + クリック」または「右クリック」によってコンテクストメニューを表示します。表示されたメニューから「その他 > Automator」と辿れば、先ほどインストールした 吹き出しに表示する と Tylus を終了する が表示されるはずです。
・吹き出しに表示する を選択すると、対象の「アイコン」と「パス」を保持した吹き出しが、対象の数だけ画面の右上に表示されます。吹き出しをクリックするとそのファイルパスがペーストボードにコピーされます。また、アイコン部分をクリックするとアイコン画像がペーストボードにコピーされます。
・Tylus を終了するには、上記コンテクストメニューから Tylus を終了する を選択して下さい。
日頃からファイルのパスをコピー & ペーストする機会が多いのだけど、この単純な作業がなかなか面倒だったというのが、作り始めた動機。
バージョン10.1 か 10.2 くらいまでの Mac OS X では、スティッキーズの「サービス」メニューから「スティッキーメモを作成」で比較的簡単にパスが取得できたのだけど(ただしデリミタがコロンだったような記憶)、あれから数年を経た今、実際にやってみて頂ければわかる通り、スティッキーズは誰も望んでいない結果を返すようになってしまいました。大人になるというのは悲しい事だね。
Automator(Leopard ver.) であれば、Finder による「選択された項目の取得」と、「ユーティリティ」というカテゴリにある「クリップボードにコピー」を組み合わせる事でかなり惜しい挙動が得られるのだけど、やっぱりどうにも気に入らない。
ともあれ、実験的な作品であるには違いないのだけど、時間を見つけて面白い機能を色々と付け足してみます。とりたてて危険はないと思いますが、ご利用は自己責任で。Mac OS X 10.5.1 Leopardにて動作確認。
2007/11/18, 0:05
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