090628:1307

iPhone 3GSを丸一日使った感想。比較対象はこれまで使っていたiPod touch 1st(奥様に贈呈)。

加速度計に関連する部分で、処理の取りこぼしがなくなった。これまでは、Safari等で本体を傾けても反応しない場合があったけれど、そうした挙動が一切なくなった。元々CPU負荷が低い状況でも起きていたので、計測器の性能が上がったのではなかろうか。もしかしたらiPod touch側の個体差で、今までハズレを使っていたのかも。

日本語入力については、このスタイルでの出来としてはほぼ完成している様子。入力の取りこぼしも描画遅延も一切なし。あえて難点を挙げるとすれば、文節区切りを変更しづらいのと、誤った変換候補で確定してしまった際のキャンセル操作が欲しい(今は、入力確定後に本体を振ると、入力した文全体が「消去」されてしまう)。

SMS/MMSは期待通りの心地よい操作感。カメラは一瞬で起動するし、物書堂さんの英和/和英辞典は2秒で起動して人を至福にする。何をやってもとにかく早い。うまく言えないけれど、給食当番がマスクをする前から掃除当番が窓ガラスを拭いている感じ。きょとんとしてしまう。思わず「きょとん」と声に出し、周囲から奇異の目で見られてしまう。


090627:1530

土曜日であるにも関わらず、大阪へ出向く用事があった。5時に起床して、アイスコーヒーを飲みながらOSをアップデート。僕の使っているバッファロー製外付ハードディスクが、このアップデートで読めなくなってしまう事がわかっている。にも関わらずOSをアップデートしたのは、「外付ハードディスクを使うのをやめる」という抜群の解決策を思いついたからである。グッバイ、今宵の250GB。いつかセグメントの向こうで逢おう。

帰りの電車に揺られながら、視界を右へと絶え間なく流れていく外の景色を眺めていると、まるでこの世界は平和そのものに思えた。三つ目の駅で、少し離れたシートに座っていた女性が、目の前に立つおばあさんに席を譲って立つ姿が見えた。そのやりとりに気づいて、さらにその近くに座っていたおじさんが、体を詰めて先ほどの女性が座れるようにした。車両にくぐもったアナウンスの声が響き、電車は日陰に入る。

結局のところ、僕たち個人の力では、この世界を変える事なんてできないのかもしれない。優れた社会を標識し、創造する事と、その世界への方向を内なる世界に見出す事は別だからだ。この現実の世界においては、今もどこかでも紛争が続き、武器が製造され、血が流れている。この景色と同じように、淡々と、絶え間なく。そうした思いからか、あるいは誰にも相談せずに唐突に新しい玩具を手に入れたせいか、いつしか僕の頬を熱いものが伝っていた。不気味な微笑を浮かべたままで。


090624:0614

四つ試したい事があって、この一週間くらい、時間があればずっとプログラムを書いている。形になるかならないか、といった原始的な段階で、こねくり回しているのがわくわくして楽しい。

この数日間、何か面白いことはなかったか、と考えてみたけれど、世間のニュースをほとんどスルーしてきたのでよくわからない。土曜日は社内行事のバーベキューに参加。日曜日は家族で外食。月曜日は22時半まで仕事して、昨日は20時に眠った。ようやくリズムが取り戻せたところ。


090620:0757

5時に起床。昨日のうちにAmazonから荷物が届いていた。2階で使うMacBook Proのために買った冷却台

二世代前とはいえ、僕は今のところMacBook Proの性能には完全に満足している。ただ夏場になるとやっぱり本体が熱くて、今年はなんか買ってみようかなと思ったのだ。気休め程度のつもりではあったけれど。

上記の冷却台を試してみたところ、冷却性能はそれなり。ファンはやや耳障り。決して静音とは言えないよなぁ、と感じたけれど、そもそも低負荷時のMacBook Proがほぼ無音なわけで、致し方ないところだろうか。

ぶつぶつ言いながら、家でじっとりとプログラミング。


090617:0051

時間的な余裕がまったくない。余裕がある所に猶予が生まれる。という偉い人の格言らしき言葉を思いついて書いてみたけれど、ただの客観的事実を述べただけであった。

仕事はそれほど忙しくないけれど、自分で設定した作業が積み上がっている。別にノルマというわけでもなく、集中してしまうと辞めるのが惜しくなって時間配分が狂う。既に体内時計は午前4時前を指している。


090615:0647

ひさしぶりに土曜日も仕事が入っていた。予定をオーバーして21時前に帰宅。帰りの電車の中で眠ってしまい、目が覚めた時には20時15分で、終点の車庫に着いて車内の電気が順番に消されていく、という夢を見た。目が覚めた瞬間、まだ最寄り駅にも着いておらず、なのにiPodの時計が20時25分だったので、数秒間混乱した。寝過ごしたの? 寝過ごしてないの? とイタリア語で自分に問いかけること数回、自分がイタリア語に精通していないことに気がついて、ようやく意識はまとまった。

日曜日は両親が訪れた。僕は二階に引きこもってプログラミングのお勉強。ずっと手つかずだった本を一冊読み終えて、どこが苦手かよくわかった。まずイタリア語ができない。


090612:0653

近頃、毎日コンスタントに5〜10通くらいのメールを書いている。当サイトの更新頻度がやや落ちてきているのは、別にぼくが文しょうをかくのがおそおそくなって来ているわけで、はな、いんだけどもも、も。……と、アルジャーノン的な同情を受けようと企んでいる。映画化されノベライズされ、より一層忙しくなって更新頻度低下の言い訳にしようと企んでいる。


090610:0706

22時に眠って4時に起床。Safari 4の正式版がリリースされているようだけど、外付ハードディスクの関係でOSをアップデートしていないため、アップデートできず。

という所まで昨日の朝書いていたにも関わらず、仕事して帰宅して食事して入浴して、サイトを更新せずに眠った。暮れなずむ海岸で別れの予感を感じる男女が、「きっと私たち……、出会うのが遅すぎた」とあいまいな微笑みを浮かべて言葉を並べるのと同様、「きっと昨日の俺……、眠るのが早すぎた」と弁解できるかもしれない。


090608:0705

24時に眠ったのにいつもの癖で5時に起床。目が冴えてしまって眠れないので、本を読んだ。

子供たちが布団のマットレスを三角形に立てて、「トンネル」と呼び楽しんでいるのを見た。なかなか楽しそうだなと思ったので僕も中を通過してみたところ、確かに不思議な感覚で面白かった。「マットレスの三角トンネルを抜けるとそこはリビングだった」みたいな印象である。

僕は子供の頃、布団の中が好きで、頭まで布団をかぶってその覆われた空間に自分だけの世界を見出したりした。そこでは外界の音声はくぐもって聞こえ、光は一切届かない。だから色や外見が意味をなさず、触れた輪郭と重さだけが評価の対象になる。シンプルでわかりやすい世界だ。


090607:1714

幼稚園の日曜参観の日。午前5時に起きてコーヒーを2杯飲みながら、幾つか仕事を片付けた。

10時前後から始まった参観は、大きめの遊戯室で子供たちと遊ぶような形式。僕も奥様もわりと好感を持っている、娘のクラスの担任の先生が舞台に立ち、大きな声で「それじゃあお父さん方は、お子さんの隣で樹になってください」と笑顔で言った。

無理である。僕はもう30年くらい素朴に実直に生きてきたわけだけど、両親にも学校の教師にも、樹になる方法など教えてもらった事はない。無口になる方法ならば思春期に自分で会得したけれど、おそらく樹になるというのはそうした魂の姿勢を意味する遠回しな抽象表現ではあるまい。思考をやめて静止していたら、蝉と化した娘が太ももを登ってきた。なるほど。

bicoid WAVE、IQ84はとりあえず#12にて更新終了。


090604:0607

雑多な社用を片付けるため、21時に眠って3時半に起床。

珍しい差出人からメールが届いていたので「……すわ、赤紙か」と出兵覚悟で読み始めてみたら、「以前メール送ったんですけど、放置されていませんか……」という悲しい確認のメールだった。完璧主義者の僕が、人から頂いたメールを放置などするわけないと思い、迷惑メールボックスを確認してみると、「おっぱいの大きさには自信があります」というタイトルのメールと、「ディナーを食べるだけで3万円!」というタイトルのメールに挟まれて、幾分濁った目でこちらを見つめる捨てられた山羊のようなメールがそこにあった。メェー。

……すみません。申し訳ない。土曜日くらいには変身いたします。……変身!?


090602:2359

今朝の事、当サイトを更新しようとしたらFTPの接続が張れず、違和感を感じてインターネット・ブラウザでアクセスしてみたら、トップページが表示されなかった。「あれ? 閉鎖したのかな?」と一瞬疑問に思ったけれど、そうした事態を管理人の僕が知らないはずはない。メールボックスを数日さかのぼってみると、きちんとレンタルサーバのメンテナンスのお知らせが届いていた。

たぶん影響が最小限になるよう考慮した上で、午前4時、5時といった時間にメンテナンスをして下さったのだろうけれど、あいにく僕にとってのゴールデンタイムである。というわけで、その時に頭の中にあったテキストは、書きあげる前にすっかり意識の外へ消えてしまった(上下の移動だけで火山の噴火を避けるグラディウスのように、神懸かり的に巧みなテキストだった記憶の片鱗がある)。

明日はポッドキャストを更新します。


090601:0659

玄関のプランタに植えたプチトマトが二つだけ熟していたので、子供たちが食べた。口に入れてしばらくの後、「……トマトと同じ味がする」と言うので、トマトとプチトマトが実は生き別れた兄弟のようなものである事、あの戦争の折、悪意のないたった一つの誤解から、両者は異なる列車に飛び乗り、今のように別個の種類の植物として分類されるようになったのだという作り話を、二分くらいにまとめて話した。戦争の話くらいから聞いていないように見えた。

新規プログラムの原始段階。作ったり壊したりで方向を見定めているところ。


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