090530:0018

二日前の、深夜の布団の中。眠っていたつもりなのに、いつの間にかはっきりと意識が覚めていた。そのまま四角い暗闇の中で目を閉じていると、頭の中をごそごそと面倒くさそうに動き回るものがあるのに気がついた。仕方がないので、家族を起こさないように静かに起き上がって、リビングの明かりをつけ、電子レンジのガラスに映る自分と目を合わせた。それから耳を澄ませる。やっぱりだ。頭の中をごそごそと、次のアイデアが動き回っている。

生活のリズムが崩れることを承知で二階の自室に上がり、コンピュータを開いた。いくつかサイトを見て回り、要となる部分のコードを4パターンくらい書いて、試し、うまくいく事を確認した。ううむ。これは今までにない無意味で面白いものができる。この週末でスケジュールを組もう。


090528:0720

何時に眠ったのかおぼろげながら、5時に起床。

今月から、娘の幼稚園で週に二日間のお弁当がはじまったので、それに合わせて僕も時々お弁当になった。朝からご飯が炊けていると、僕の朝食もご飯になる。

僕は原則として、パン派とかごはん党とか、そういったものには固執しない。だから、どこかの施設に宿泊した際に「ご朝食はパンになさいますか、それともご飯になさいますか」みたいな事を聞かれると、「そっちで決めたまえ」と完全に間違った返事をしてしまいそうになる。どっちだっていいのだ。パンであれご飯であれ、最後にコーヒーがあれば。

大学生か高校生くらいの頃、つまり太古の昔に、村上君の家に泊めてもらった時には、朝食はうどんだった。無所属、無派閥の僕もややたじろいで、「うどんって……」と心の中で疑問を感じたけれど、へんなものが入っているのではないかと疑うくらい、異常に美味しかった。あと、調べてみると朝食にうどんを摂取するのは結構一般的なようだ。


090527:0700

ここ二日間は、23時半に眠って6時に起床。なんだか普通である。一般的、平凡、凡庸である。「普通の男の子に戻りたい」とステージにマイクを残して去ったあの日を思い出す。いや、思い出さない。なぜならそんな記憶はねつ造だからである。なぜ適当な事を述べたかと言えばまだ若干眠いからであろう。


090525:0621

とか言っておきながら、あっさり21時半に眠って午前4時に起床。リベロは安定感が大切だと思う。

午前5時を回ると、1階の3つの窓のシャッターを開き、ポーチの電気を落とす。それからガスコンロにポットをかけて、お湯になるまでの3分くらいの間に、家の前に適当に並んだ植物を観察する。

お湯が湧きあがる頃にコーヒーを用意する。僕は、コーヒーにコーヒーフレッシュを入れる時と入れない時がある。まどろんだ気分を持続させたい時だとか、エントロピーの増大を確認したい時などは、なんとなく前者である。今日も前者。そういえば玄関から見上げたところにあった重い空が、格別にコーヒーフレッシュっぽかった。


090524:1728

まるで体の自由を奪われたかのようだった。午後2時過ぎ、子供の昼寝に寄り添ってぼうっと寝顔を見ていたら、押さえようのない睡魔に襲われ、そのまま午後5時まで眠った。たぶん今日は24時過ぎまで眠くはならないだろう。レム睡眠のリベロって何のことだ。もう何もラップ調で語る資格などない。

先月くらい、僕の奥様が、食卓で子供とハムスターの事を話している時の事。僕が「……じゃあ、うちでもハムスターを花王」と誤変換さえ許容する勢いで意見を述べると、奥様は「でもハムスターは二年くらいで死んじゃうから。あ、しまった」と子供の目を気にして答えた。子供はやや難しい顔をしていた。

本日の昼間、二階で、子供と幼稚園の先生の話をした。「一週間ぶりの幼稚園だね」みたいな話をすると、彼女は「……アラキ先生は、二年くらいで死んじゃうのにどうしてハムスター飼ってるの」と質問があった。「……それ、先生に言わないように。たぶん泣くから」と僕は釘を刺した。子供たちの、いろいろな記憶の輪郭をうまく重ね合わせる能力が育っていく様子は、とても興味深い。


090524:0857

土曜日の22時に眠って、27時に起床。金曜は27時に眠って7時に起きたわけで、一日で生活リズムを自由に元に戻せるあたりが我ながらすばらしい。この自由奔放さを評価して、これからは「レム睡眠のリベロ」と呼んでくれていい。おしなべて話が退屈という意味ではない。

検索して事情を調べてみると、Mac OS X 10.5.7にて一部のバッファロー製外付ハードディスクが認識しなくなる現象は、ハードディスク側の基盤交換による対応になるとのこと。いくら無償交換とはいえ、国家機密に相当する情報満載のハードディスクを数日間やら数週間やら修理に出すわけにはいかないので、環境を10.5.6に戻すことにした。なんか二週間くらい前にOSをインストールしたばっかりの気がするけど。

とはいえ、現行環境のバックアップを取らないと再インストールも進まない。これまたインターネットで最適な方法を調べてみると、LeopardのインストールDVDからブートするのが一番簡単だった。つまり、DVDからOSを起動すればその環境は10.5.0なので、問題なく外付ハードディスクが認識される。「……にゃるほど(原文ママ)」と声に出し、手ほどきに従ってブートし直してからiTunesライブラリ込みのホームフォルダ58GBをバックアップ。本を読みながらdittoコマンドの終了を待った。軽く無視されるのを覚悟でやや日本語ラップ風に言うと、じっと ditto 待った So 俺たち じっと ditto 待った Say Yeah!


090523:0726

給料日を控えて、財布の中身が完全に空になった事を告げると、後輩から「耐えるのです」と返事があった。忍者か。この営みは忍者の修行なのか。

20時に仕事を終えると、ちょうど村上君からメールがあったので、帰宅して食事だけ済ませ急遽逆瀬川へ。4人集まって22時から27時前まで話をした。主な議題はエネルギー問題の今後、核というカードが成す外交のあり方、そしてPerfumeのライブDVDを参照しながらの実践的講義だった。

僕はPerfumeについてはまだよくわからない。無関係な女性が2人くらい加わって5人になっていても、きっと見抜けないだろう。


090522:0650

4時半に目が覚めたものの、特にやる事もないので、布団の中で高校2年の時の同級生を思い出そうとしてみたら、5人が限界だった。うち2人は、顔は浮かんだのに名前が浮かばない。人の立ち入る事のない森の奥に、夜にだけあらわれる巨大なプールがある。プールサイドはひび割れ、シャワーには長く使われた形跡がない。しんと静まり返ったその水面には、いつも決まって幾つかの顔が浮かんでいる。そして名前だけが沈んでいる。今日も僕は、夜明けを待つようにそれらを見つめている。

といった偽文学的表現で、名前が思い出せない事をかろうじて正当化し、起床した。そういえば、目が覚めても布団から出ていない場合は起床とは言わないのか。


090520:0704

午前4時に起きているのに、なぜ一日の時間が足りないのだろうと考えてみたら、午後10時に眠っているからであり、不思議な事はなにも起きていなかった。頂いたメールは週末にまとめてどかーんと返信させて頂きますので、しばしお待ち下さい。

インフルエンザの影響で、会社行事が3つまとめてどかーんと中止になるとの通知が届いた。「やだ〜、中止になるんだったら土曜日の歯医者予約しといたのにぃ〜」と、やや古いタイプの女性的リアクションで周囲を苛立たせる事にした。

書くことがなければ何も書かなければいいのに、と自分で思う時がたまにある。


090519:0548

22時過ぎに帰宅して名前のわからない魚を食べた。5時起床。

なかなか返信できずにいるメールが4通に増えたので、どうせなら53通まで積み上げたうえで、「さて……、最初の1通がどれか、おわかりになりますか?」といったカードマジック的なノリでごまかそうと思う。

ここロスでも、昨日から飛躍的にマスクをしている人の数が増えた。特に御堂筋線あたりでは6割、7割くらいの人がマスクをしている。時々、美人OL的な人が、昔ながらの真四角の分厚いガーゼでできた給食当番みたいなマスクをしているのを見かけると、地球温暖化等といった事を論じる前に、我々一人一人にもまだできる事はあるのではないか、という思いが去来する。


090518:0444

リビングでテレビが点いている時に、娘が度々「クリボーの人がいない」と悲しそうな声を出す。理由がよくわからないので、「今はゲームじゃなくてテレビ番組を見ているから、クリボーの人はいないね」と返事をしてきたのだけど、どうも納得していない様子だった。

今日になって、彼女の言う「クリボーの人」が、雨上がり決死隊の蛍原氏である事が判明した。僕も奥様も、無言で頷く事しかできなかった。


090517:1702

奥様が風邪を引いたようなので、近くのスーパーマーケットを訪れ、天丼やら豆ご飯やらさつま芋やら、非常に現実的な食料を買った。清算の際にも「現実的に2309円になります」と言われそうなくらいリアルな買い物だった。

家の前にプランターを置いて、オクラとプチトマトを植えている。オクラの生育は僕が担当しているので、ちょっと観察してみれば、苗の表情は非常に心細く、されどどことなく高潔ささえ感じる。きっとどこかの段階で変な方向にねじれ始めるだろうと予想。


090517:1048

雨が降りそうだけど思ったより寒くない日曜日。

Tylusの今後の予定としては、まず0.81でメニュー表示を高速化。現行バージョン(0.8)ではトランクの内容に応じて処理時間にばらつきが発生していますが、かなり冗長なコーディングをしているので、内部的にスマートに作り替える。

あと、「フォルダに移動」メニューは、できれば階層表示にして一発で深いところにたどり着けるようにしたい。ただ、あまりこの部分を高性能にすると、そもそもトランクの必要性がどんどん薄まっていくという、非常に不可解な疑問は残っているわけだけど。


090517:0926

舌の根も乾かないうちに、Tylus 0.8をリリースしました。トランク関係のアニメーションエフェクトを追加し、Tylus自体をバックグラウンド・アプリケーションに変更しています。このため、Tylusを終了する際にはシステム環境設定の「Tylus を終了」ボタンを使用して下さい。

過去のバージョンのTylusをお使い頂いていた方は、システム環境設定のTylusペインも併せてアップデートの上、お手数ですが、念のためにログインし直して下さい。

ところで、ここまで書いてから気づくのもタイムラグがあって変ではありますが、舌の根が乾いた状態というのは相当危険だと思う。


090516:2057

とかなんとか言ってるうちに、次期バージョン0.8の長めのプロモーションムービーなど作成。という事はもう9割できたという事であって、仕事が早いんだか土曜日がウルトラ暇なんだかよくわからない。

「トランクに入れる」コマンドは、Windowsのカット&貼り付けに倣って、既にトランク内に項目がある場合には、新規選択項目をそれと入れ替える仕様に変更。この部分は色々と試してみて、取り出すまではどんどんトランクに追加してみたり、一度取り出すまでは他のものを入れられなかったり(ver. 0.7)と変えてみたんだけど、やはりシンプルなのが一番わかりやすい。

というわけで、近日中に0.8がリリースされる予定。完全なバックグラウンド・アプリケーションです。


090516:1441

 さて、Tylusですが……。致命的なバグがなければ、さっさとバックグラウンドに回してしまいたいところ。システム環境設定との間の通信がほぼまとまったので、次のバージョンでは対応してしまうかもしれない。

ちなみに、次のバージョンではこんな無駄なエフェクトがつきます。期待のわくわくとため息のやれやれは、どちらも反復語なのだ。


090516:1113

マニュアルにも追記しましたが、メニュー表示時のちらつきについて。

Option + Control + 左クリックによってTylusのメニューを表示した時に、すぐにひっこんでしまったり、うまく表示されなかったりする場合がありますが、これはFinderとTylusで最前面のアプリケーションを切り替えるタイミングが微妙すぎるために発生します。この点については、Tylusは将来的にはバックグラウンド・アプリケーション(Dockに表示されない類いのアプリケーション)としての利用を想定していますので、正式なバージョンでは修正されるものと期待されます(他人事)。

それでは、なぜ今の段階でバックグラウンド・アプリケーションにしていないかと言うと、まだ全体的にバギーな状態なので、バックグラウンドでハングアップされると気がつきにくい、終了させるためにわざわざアクティビティモニタで指定しなければならない、等、種々の事情があったからです。

もし今の段階でもTylusをDockに表示させたくないと思われた方は、Tylus.app/Contents/Info.plistという設定ファイルの中の、「USUIElement」の値をtrueに変更してから起動して下さい。


090516:0911

Tylus 0.7をリリースしました。変更点は多岐にわたるのでマニュアルをご参照ください。

イタリア語へのローカライズに想定以上に時間がかかったため、リリースが遅れてしまいましたが、よく考えてみたら遅延の主な原因は僕がイタリア語をまったく知らない事でした。従って、リリース版からは日本語以外のローカライズは含まれていません。当サイトを訪問して下さる方の大半は、イタリア系美人女学生である事を考えると残念でなりませんが、ご容赦下さい。

【追記】マニュアルに一部不備があったので訂正しました。Tylusのメニューを表示するには、キーボード・ショートカットを入力するほか、Finder上で「オプションキー + コントロールキー + 左クリック」でも可能です。


090516:0712

23時半に眠ったのになぜか4時半に目が覚めた。こういうのを体が覚えたという。ちなみに、僕の両手は、太刀魚の骨の取り方を一向に覚える気配がない。僕が焼き魚を食べた後には、たいていの場合、目の前の奥様が「……それ、本気で食べたの?」と質問をする。

Tylus 0.7はとりあえず検証おしまい。ところどころ納得いかない部分あるけれど。再びマニュアル作成とローカライズ作業へ。


090515:0644

5時に起床。コーヒーを2杯用意してTylusの検証。

先週の土曜日にアイロンがけをさぼった分のツケが回ってきて、木曜日と金曜日は、当日着るシャツをその日の朝にアイロンがけしている。こういうのを自転車操業と言うのか。「自転車操業」っていう言葉を聞くと、僕にはどうも新しい漁業のあり方のようなイメージがあるんだけど。

いま、上の一文を書きながら思い出した。僕は文中にやたらカギカッコが多い文章が駄目である。リズムが狂ってしまい、書き手の思考をトレースできない。リズムを狂わせて読み手に思考をトレースさせまい、というのが書き手の思考であれば、別に構わないけど。


090513:2219

いつもより遅く帰宅してみれば、Mac OS X 10.5.7が登場していた。やったネ! Tylusの挙動を一から検証し直さなくっちゃ! あれ? これは……吐血?

っちゅうわけで、水曜日(本日中)のリリースなんて無理です。血の味がします。なにしろTylusはファイル操作を伴うユーティリティなので、変な挙動が原因で作業中のファイルが消えただとか、急に株で儲かっただとか、風水で人生が変わっただとか、そうしたコパコパした問題を呼び起こしてはならないのであった。

改めて土日くらいを目処に検証に入ります。あ、あと、10.5.7をインストールしたところ、USB外付ハードディスクがマウントできなくなりました。吐血。


090512:2314

眠い。冗談みたいな話だけど、僕の体感では既に午前3時半なのである。突発的な作業が発生して、帰宅したのは22時半。むむむ。4時間くらいの作業時間が消えた。

水曜日をTylus 0.7のリリース予定日にしたのには無理があった気がする。とりあえず、日本語ローカライズを諦めて、ためらいもなくイタリア語ローカライズに手を出してみるとか、そのくらいの混乱が予想されます。


090512:0656

22時くらいに帰宅。シャワーを浴びて歯を磨いてそのまま就寝。近頃は目覚まし時計がなくても4時に目が覚める。

Tylus 0.7ではあきらめたポイントがひとつ。Finderのよくわからない挙動が原因。まずFinderで表示をアイコンピューにして、複数のファイル/フォルダ項目をドラッグ選択し、選択した項目のうちのひとつを再度クリックする。選択対象は複数項目のまま変わらない。

ところがブラウザ表示では、この最後のクリックによって、選択対象がひとつに変化してしまう。なんという。いや、ブラウザだからわからないでもないんだけど、これは非常に困る。なにしろTylus 0.7では、Finder使用中のOption + Control + 左クリックを乗っ取るのだ。最後のクリックで選択対象が変わってしまうのでは、僕の思い(主に世界平和)が実現できない。

で、解決策は一応ある(と思っている)わけだけど、非常にダーティというか、変態的なコードになりそうなので、しばし保留。


090511:0652

4時半起床。かたかたとキーボードを叩いてTylus 0.7のコーディングを終了。まだ細かなところに未実装&バグは残っているけれど、ベータ版だしこんなもんでいいや。と心の中で思った。

ローカライズとマニュアルの改訂作業があるので、リリースは早くて水曜日くらいを予定。ソフトウェアとしては、「役に立つ」と「役に立たない」の中間を目指しました。

ひとつ説明しておくと、下記の動画で見える「トランク」というのは、いわばスタックです。ファイルをカット&ペーストする感覚で一時的に使用する領域。Finderで項目を選択してから「トランクに入れる」でファイルを一時領域に登録し、別のフォルダを参照して「トランクから取り出す」を実行すると、そのフォルダ内にトランク内の項目を移動させる事ができる。Dockの中でスタックという言葉が既に使われているので、重複しないようにトランクにした、というだけ。


090510:1543

朝。昨日に引き続き、ふたたびプログラミングを開始しようとしたところ、奥様から「今日はあなたのご両親がいらっしゃいますけど」との通知。しばらく無言。

昼頃、両親を交えて一駅はなれたところにある料理屋へ出向いたら、「リニューアルオープンのため」で5月末まで閉店。仕方がないのでそのまた近所のうどん屋さんで昼食を食べた。美味。

店の近くの池を鴨が泳いでいたので、歩きながらじっと見ていたら、最後に潜ったまま二度と出てこなかった。手をつないでいた子供に「鴨は潜って何してるの」と尋ねられたので、「希望を探している。あるいは希望に代わる何かを」と返事をしたけれど、聞いていなかった。

帰宅してチーズケーキを食べてから、プログラミングを再開。結局、Tylusは「よくわからないソフト」というカテゴリに納めることにした。うん、だってよくわからない。動画はまだ開発中の次期ベータ、0.7


090509:2200

完成度60パーセント弱まで到達して、本日の作業はひとまず終了。横山光輝の三国志を全巻朗読できるくらいの時間を費やした。1ページも読んだ事がないので感覚で言う。Tylusはマニュアルのページ数が4倍くらいに増えそうな気がする。


090509:1617

休憩を挟んで8時間くらい経過。主要な骨組みができあがってきた。使った事のないテクニックを初めて試す瞬間というのは、いつも面白い。

それにしてもこれは……。「Tylusってのは、本当はぜんぜんそういうツールではなかったんだぜ」という言い訳をするしかないっちゃ。あえてラムちゃん風に言うならば。


090509:0513

5時間半眠ったのでコーディング開始。今日と明日でどこまで組み込めるか。わくわく。

午前4時頃、上の子供が、「まだミナトの番じゃないでしょ」と寝言を述べた。試しに「……あとで言っとくから」と耳元でささやいたら、「そっか」と返事があり静かになった。


090508:2311

……思い出した。ひっかかっていた記憶。とある断片的な、プログラミングのアイデアだった。

いくつかの箇所が実現可能かどうかは無視して、頭の中でとりあえず「これが可能だとしたら」を積み木のように積み上げて、ひとつの体系をイメージし直した。帰りの電車の中でMacBook Proを開き、数十行のコードを書いて試してみたところ、びっくりするくらい期待通りの挙動が示せて、ちょっと、呆れた。

「どうして今までこのやり方に気づかなかったんだ」といった印象。楽しい。6時間後から動き始めよう。Tylusに実装するか、Senebierに実装するか、考え中。


090508:0629

23時に眠って5時に起床。今日は帰宅が遅くなる事があらかじめわかっていたので、2時間ほど生活の時間帯をずらしたのである。

昨日の夕方から、気になっている事がずっと思い出せない。どこかに記憶をひとつ置き忘れた感じ。たとえばそれは「今放送されている関口宏の東京フレンドパークは“2”だよ。あと関口宏さんはあくまで“支配人”だよ」といった、非常に有用な情報であるにも関わらず、日々の暮らしの中では意識しづらい事柄であったような。

それにしても、二人でシーソーみたいなのを操作して、坂道をころころボール転がしてゴール目指すやつ、あれ自分なら絶対もう少しうまくできますよね。皆そう思ってますよね。なんか、それくらいの比較的どうでも良い記憶だったような気もする。


090507:0525

4時に起きてiPodを充電。窓の外は薄暗く、電線に雨の雫が伝っているのがわかる。

この連休で一冊くらいは本を読めるかと思っていたのに、まるで手に取らなかった。どうやらインプットではなくアウトプットの時期だったみたい。

最近、布団の中で子供たちに、「大きな栗の木の下で」にインスパイアを受けて僕が作成した「大きな国の木下さん」という偽童謡を歌って教えた。

大きな国の木下さん あなたとわたし 流れて消えた 大きな国の木下さん

という比較的シュールな歌である。僕は気に入っているけれど、子供たちはどうも気に入らない顔をしている。


090506:1921

いろいろなアイコンを見ていて気づいた。Mac OS XのFinderのアイコンって、表面の光沢反射がiPhoneアプリの標準的なそれとは逆向きの弧を描いているんですね。この知識をなんらかの形で世界平和に役立てたい。そう強く思いながら、僕は日が暮れてからだらだらとアイロンをかけている。揺れるスチームの向こうに平和の鐘が聞こえるのは、おそらく僕が既に眠いからだろう。

Tylusは将来的にはバックグラウンド・アプリケーションとして使用するような形を想定しています。従って一日中起動しっ放し。あたかもFinderの機能が拡張されたかのようなフィーリングを目指しているのだけど、もう少し方向性を見定めてから。

内容の薄さと話題の広さが比例するPodcase、IQ84。本日の更新はお休みです。アイロンと強烈な睡魔の因果関係について、熟考するための時間を設けたいので。


090506:1603

 といったわけで、Finderのラベル/コメント入力補助を目的としたユーティリティ、Tylusをリリースしました。バージョン0.5という事で、とりあえずは動く、というレベル。変なソフトなので説明がやや難しいのですが、マニュアルはこちらをご参照ください。複数ファィルへのコメント/ラベル付加などが簡単になるかもしれません。

地味かもしれないけれど、個人的には、複数ファイルを選択してからの「フォルダにまとめる」がやりたかったんですよ。ファィラで項目のカットができないMac OS Xでは、せめてこういうのが直感的にできれば良いなと。ずっと以前から思っていたのでした。

また、下記にもありますが、いまひとつ魅力がよくわからない操作時のサンプル動画はこちらにあります。


090506:1418

とりあえずプレビュー動画を作成。これを見て頂いて、なにが便利なのかよくわからないという方がおられたならば、僕にはただにっこりと微笑み返す事しかできまい。できまいって何だ。


090506:1232

家族4人で近所のスーパーマーケットへ昼食を買いに行った。休憩所で子供がりんごジュースを飲んでいるのを見ながら、作成中のプログラムの最後の仕様を詰めた。

とりあえず、当初予定していた機能の80パーセントを実装したので、ベータ版と呼ぶ事にする。これからローカライズとマニュアルを作成します。


090506:0732

4時半に起床。6時くらいに小雨がやんで、少しだけ晴れ間がのぞいている。もっとサイコっぽく言うならば、腫れ悪が覗いている。

3時間くらい集中的にコーディングして、完成度は70パーセント。うーむ。しかしこのツールは果たしてどうなんだろう。一般受けはしない気がする。

「それって便利なの?」と問われたならば、「便利という言葉の捉え方による」としか答えられないかもしれない。


090505:1647

Mac OS Xを使い始めておよそ50年くらい経つけれど、というのは少し大げさだけど、Control + Shiftを押している間だけ、マウスの接近に反応するDockの拡大機能がオンになるのを初めて知った。作業効率が500パーセントくらいアップする。というのは大げさだけど。

さすがゴールデンウィーク。さすが一日中我が部屋。あと、Command + Lでエイリアス作成、ってのも今偶然発動して知った。デスクトップに50項目くらいエイリアスができて涙が出たヨ! 残念ながらこの50個だけは大げさでなく。


090505:1426

素晴らしきかなゴールデンウィーク、素晴らしきかな一日中我が部屋。

思いつくままにコーディングを初めて4時間ほど経過。Finder操作を補助するツールで、フォルダの内容物に一括でコメント/ラベルをセットしたり、といったツール。コメントは直に文字列を書くことも、9つのボタンでショートカット入力して単語を組み合わせる事も可能。ショートカット入力されたそれらのキーワードは、コメント本文では「,」で区切られた一文で表現されるので、標準でSpotlight検索に「コメントとして」ヒットする仕組み。

OpenMetaというタグの概念が便利だそうなのだけど、どうせならもっとOS標準のコメントを活用しましょうよ先生、ラグビー部辞めるなんて言わないでよ先生、という気持ちもあって、作成してみた。完成度35パーセントくらい。Finderにショートカットを追加するような動作を想定しているので、将来的にSenebierに組み込む可能性もあります。


090505:0545

スラッシュドットで話題になっていたJAXA Channelの映像が素晴らしい。夜布団に入ってから、iPod touchで二人の子供にゆっくりと流れる映像を見せた。「月面の重力は地球上の約六分の一だから、ウサギのような小さな生き物でも簡単に餅つきができるんだよ」といった嘘を平然と並べると、二人とも目を輝かせる。おそらく餅が好きなのだろう。

家の前に植えた植物のうち、僕の植えたハーブだけが一本も(一本も……)出てこない。明日くらいには、そろそろ玄関がハーブ畑のような豊な色彩に導かれるはずなのだけど。


090504:0520

5時に起床。ずいぶん日の出が早くなった。

昨晩は奥様の実家を訪れて焼き肉を頂いた。僕は、あまり子供の性格が親に似るという一般的な話を信じない。たとえば、僕は子供の頃、ピーマンが好きではなかったけれど、娘は歯が生えた頃から既にピーマンが好物である。タマネギも同様。また、僕は暇さえあれば平和を祈り地上のあるゆる紛争を憂いているけれど、娘は一日に四回くらい下の子供を叩いたり蹴ったりする。

年配の方ほど「やっぱりこういう所はお父さんに似て……」といった台詞を口にされるのだけど、そうした評価は今ひとつしっくり来ない印象。


090503:1527

そんなレコーディングの難点は置いておくとして、GarageBandによるPodcastの編集機能の方はすばらしい。チャプターを打って画像やURLリンクを貼ったり、ドラッグ&ドロップを多用した簡単な調整など、どれもシンプルで必要十分。

今回のIQ84でも、#02くらいから、会話の内容の付加/補填情報としてURLの埋め込みを多用しています。なにしろ録音を全く考慮せずにただしゃべっているだけという事もあり、声が聞き取りづらい場面が多いので。


090503:0900

久しぶりにPodcastを作成して気づいた事をいくつか。

最初、専用ソフトを信用して、半信半疑でGarageBandで録音していたのだけど、これは失敗。デフォルトのテンポでは1時間を過ぎた辺りで録音が停止するのであった。帰宅してから調べてみると、こちらのサイトに解決方法がわかりやすく紹介されている。要するに、1999小節を超えるものは曲として長過ぎる、あるいは会話の内容がくだらなさすぎる、と解釈される模様。

で、当日も見事に1時間6分くらいで録音が停止してしまい、仕方がないので一度録音を停止してプロジェクトを保存しようとしたら、「ミックスダウン中です……」で1時間近く録音作業停止。あんまりだ。

そこからはGarageBandを捨てて、bicoid STUDIOからQuickTimeを呼び出し。こっちは時間制限もなく、GarageBandに比べて録音中の負荷が低い事もあって、ファンノイズも低減(今朝更新した#04あたりが一番ノイズがひどい)。録音を停止した際のディスクへの保存処理も一瞬で、使い勝手が優れている。作成されるファイルが「mov」形式なので、後の変換処理が億劫かなと考えて最初は使用するのを避けたんだけど、どう考えてもQuickTime録音の方が性格が良いと思った。


090502:2211

夕方4時を回った頃、娘が「キティちゃんの枕がいま欲しい」と突然口にした。

「なにそれ」と尋ねると、ずっと前にホームセンターのコーナンで見かけた時から欲しかったのだけど、今になって僕に言おうと思ったらしい。秩序立てて欲しいと思うに至った過程を説明する姿にひとしきり関心したので、奥様に「ちょっと買ってくる」と言ったら呆れられた。

結局、皆で買いにいく事になり、新しくできたうどんの店で食事をして帰宅。店の前にちょうちんが下がっていたので、息子にその名詞を教えたら「チャーチル」と覚えた。発展性があって大変よろしい。


090502:1110

午前3時半に眠って、8時半に起床。部屋の窓を開けていると風が通り抜けてとても心地良い。

調べてみると、前回Podcastを更新したのが2006年9月。僕が一人でアイロンをかけながら身の回りの瑣末な出来事を喋る、という、ややこの世の終わりな雰囲気を持つ企画だった。もっと何かできるんじゃないか、もっとスマートにこの世の終わりを表現できるんじゃないか、そう思って昨日、村上宅を訪れ、適当にしゃべって録音しました。計5時間程度。

起承転結もない。地に足もつかない。録音している事をほとんど意識しないただのぐったりした会話ですが、この世界に一つか二つのため息を増やすくらいの効果はあるかもしれない。というわけでIQ84を配信開始。iTunesで購読する場合はこちらのURLを選択して下さい。当分、だらだらと更新していきます。


090501:0659

昨夜は、本を読んでいたら止められなくなって、23時に眠った。6時に起きた。おお、麗しきかな一般的生活リズム。

メールにて、トイレの水に関する技術的ご指導を頂きました。しかし、僕はこの国に生まれた一人の人間として、あえて相対性理論の方で攻めていきたい。「スプーンが駄目ならフォークで」といった安易な逃げを許したくはない。むしろ「バターとマーガレットの違いは?」と尋ねられた折には、「一方は食用油脂であり他方は雑誌の名前です」と声を大にして言いたい。

寝起きで文章を書けば、まぁこんなもんだろうと思う。


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