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080826:2307
信号待ちをしている時、ふいに目の前の交差点を白い自動車が通り過ぎた。車体には濃い青文字で「スビーサ・ンーリク」と書いてある。僕はすぐに新人の俳優の名前かと思ったけれど、新人の俳優の名前を車体にラベルする風習も珍しい。と考えたあたりで、その文字列が「クリーン・サービス」を逆から記述したものである事に思い至った。 個人的には、ああした進行方向に向けて文字を並べる記述は、即刻廃絶すべきであると思っている。走行中の進行方向からの文字の認識順序を念頭において、素早く読めるようにデザインされたのだという理屈はわかる。けれど多くの場合、周囲の人間がその車体に注目するような機会といえば、徐行中であったり、停車中であったりするのではなかろうか。走っている間のことだけ考えてデザインされているようで、非常に読みにくい。文字の並びを逆にするだけに留まらず、そのすべての文字を鏡文字で記述するところまで徹底するのであれば、感心はするけれど。 それに、もしこのような記述方式が当たり前のものとしてまかり通るのであれば、本当に新人俳優「スビーサ・ンーリク」を宣伝したくなった時にはどうするつもりなのだ。きっとわけがわからない。私が懸念するのはまさにその点である。なにこの社説みたいな終わり方。 080825:2307
文庫で『深夜特急 <5>』を読み終えた。残るは第6巻のみ。 ひとつ前の『深夜特急 <4>』を読み終えたのが、もしかすると一年くらい前かもしれない。この長大な旅行記の中で、主人公が立ち止まり、薄れゆく記憶の淵にある旅の始まりを思い出そうとする記述を目にする時、僕もまたうっすらと瞳を閉じて、一年くらい前に読んだ以前の巻の内容を思い出そうとする。前者はロマンチックだけど、後者は、単に読むのをほっらかしていた僕が話を思いだすのに苦労しているだけである。 080824:1251
実家にて、子供がプールで遊ぶのを見守る。僕が小学生の頃に泳いだプールで、僕の子供たちが泳いでいるというのは、やはり不思議な感触がした。 今晩、シリアルネームが大量発行される予定。 080824:0256
先に書いたユーモアフィーについてもそうなんだけど、近頃、Owl's Nest関連のメールを多く頂いているので、本格的に同ソフトウェアをバージョンアップしないとまずいなぁと考えております。改善点は2つ、そして機能の追加が3つくらいは頭の中に描けているんだけど、なにせ時間が足りない。全然足りない。だからオリンピックほとんど見てないのです。以上、普通の愚痴と現状報告。 080823:2324
ずっと前に読んだスタパさんのレビュー記事で取り上げられていたのが記憶にあったので、店に並んでいるものの中から数秒で指を指して決定。9000円くらい。亭主は関白なのではなく、淡白なのであった。 帰宅すると、某誌編集部さんからソフトウェア掲載許可のご丁寧なメールが届いていたので、すぐに返信。 午後からは村上邸を訪れ、偶像としてのブッシュ政権の二面性について、あるいはレオナルド・ダ・ヴィンチとその周辺における同時代性の再定義に関する省察を述べるつもりだったのだけど、お互いに家族同伴だったため、どうぶつえんのはなしをして、じゃがいもをたべました。 何の前触れもなく、この時期に唐突にユーモアフィーの支払いが数件あったので(ありがとうございます)、ただいまシリアルネームの発行作業中。メールを下さった方々、数日お待ち下さい。 080823:0947
8時半起床。 非常に重い悩みを打ち明けるような顔で、奥様が「どうしよう……。明日、晩ご飯を作る元気がない」と言った。人はそれぞれの宇宙に住んでいるのだな、と僕は思った。 080822:0035
とかなんとか理屈っぽい事を言うよりも、さっさと写真を撮るのが吉、と思った。 bicoid fragmentsを更新し、15ページ目に先日まとめた写真から漏れたものを掲載しました。日が暮れる前に歩き始めて、ホテルに戻ってくるまで。 080821:2353
組み立てに10分。鳴らしてみると、確かに楽しくて、なにより手作りな音がする。ポンボコビビビ。僕のように無知な人は、シンセサイザーと聞くと、どこか無機的な、記号で作られた偽物の音のような感覚を抱いてしまうように思うんだけど、こうしてその波の仕組みに触れながら音を響かせてみれば、全然そんな事はない。むしろとても血の通った音がする。いい勉強になった。 ここ数日、無性に写真が撮りたくて、機会をうかがっている。先日、複数の方々と「やっぱりフィルムカメラもいいよね」という話をしたのだけど、帰宅するなり「いや、でもフィルムに変な憧れや幻想を持つのはやめよう」と思い直した。僕はまだ、他に興味を移して良いほどにはデジタルカメラを使い切っていないような気がした。少なくとも、デジタルカメラが登場しなければ僕はこんなにも写真を撮ろうとは思わなかったはずだし、フィルムにしかできない事があるのと同様、デジタルにしかできない事があるはずだ。 といった、現在の境遇を全肯定する変な言い訳を自力で生み出したのだけど、その時の皆さんとの会話はあくまで「フィルムカメラ『も』いいよね」であり、必ずどちらかがどちらかに勝るといったニュアンスでもなかったのだ。といった辺りに思考が落ち着いたので、あまり強くこだわる事をせず、いつかFM10くらいなら買えるかな、などと。 |
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・一向に更新されない断片的風景、bicoid fragments。絶賛公開中! |
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